いま、あなたにできること

避妊の方法

ピル

ピルは女性が服用し、女性ホルモンを調整して排卵を抑えることで避妊します。毎日一錠ずつ服用し、正しく使えば高い避妊効果があります。初期には吐き気や胸の張りなどの副作用が見られますが、3ヶ月以内に収まります。過多月経の治療、生理痛の緩和、貧血やニキビの改善にも用いられることがあります。

コンドーム

コンドームは男性が装着し、精液を膣に出さないことで避妊する方法です。正しく使用しないと避妊率が下がりますが、簡単に購入でき、性感染症の予防にも効果があります。ピルと併用することで、避妊と性感染症予防の両方の効果を得られます。

IUD

IUDは子宮内に小さな器具を挿入し、受精卵が着床するのを防ぐ方法です。銅を付加したものなどがあり、一度装着すると数年間使用できますが、月経血量が増えるなどの副作用があることもあります。

避妊手術

避妊手術は、男性の場合は精管、女性の場合は卵管を糸で結ぶか切断する方法です。一度手術をすると元に戻すのは難しくなります。

緊急避妊法

緊急避妊法は、避妊をせずに性行為をした場合や、避妊に失敗した場合に妊娠を防ぐ方法です。緊急避妊薬を性行為後72時間以内に服用する方法や、銅を付加したIUDを挿入する方法があります。100%確実ではなく、服用後に再度性行為を行うと避妊効果はなくなります。

婦人科に相談が必要な症状

月経の量が多い

月経の1、2日目にレバーのような塊が少し出る程度なら心配ありませんが、毎回多く出る場合や、頻繁にナプキンを交換しなければならないような出血量がある場合、子宮筋腫や子宮内膜症の可能性があります。貧血にもつながるため、婦人科で相談してください。

月経痛がひどい

耐えられないほどの痛みがある場合、子宮内膜症などの病気の可能性があります。

月経が3ヶ月以上ない

大きなストレスや過激なダイエット、激しいスポーツが原因で月経が来ないことがありますが、妊娠の可能性もあります。

基礎体温がバラバラ

排卵がない、排卵障害がある場合やストレス、自律神経の乱れ、体の冷えが原因です。

男性に気をつけてほしいこと

正しい知識の習得

AVやアダルトサイトなどから得た知識は現実的でなく、パートナーを傷つけることがあります。正しい性の知識を持つことが大切です。

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