妊婦健診
妊婦健診
妊婦健診について
安全第一に
産婦人科の診療にはガイドラインがあり、これに沿った医療が重要です。
妊婦検診から分娩まで、エビデンスに基づいた医療を提供します。
COVID-19対策
COVID-19に感染した妊婦さんの分娩も、分娩室および手術室を陰圧化することで感染拡大を最小限に抑えています。
妊婦検診
里帰り分娩や他の病院で出産予定の方も、健診を随時行っています。
合併症の確認
妊娠高血圧症候群
妊娠初期からの管理が必要です。
場合によっては管理入院して血圧を正常に戻します。
喘息
妊娠中に悪化することがあるため、呼吸器専門の医師と共同で管理します。
糖尿病
妊娠初期の随時血糖や22週頃に50g糖水のスクリーニングを行います。
症状がなくても日常生活での食事や運動療法が重要です。
GBS陽性、細菌性腟症
破水や早産の原因となる細菌がないかを検査し、赤ちゃんが肺炎にならないように注意します。
胎児に異常はないか確認
当院では、Volusonの最新超音波検査機器(S10expert)を使用して胎児の状態を観察しています。
子宮が大きくなるにつれて胎盤の位置が移動しますが、分娩時に問題がない位置にあるかどうかを確認します。
臍帯がきちんと胎盤の実質に繋がっているか、臍帯動脈や静脈の数も調べます。
胎児スクリーニングでは、生まれてすぐに治療が必要かどうかを事前に把握することが大切です。
1回の検査では分からないことが多いため、初期、中期、後期それぞれの見えやすい時期に観察します。
このような外来での管理をしっかり行い、安心して分娩に臨んでいただきます。
3D・4D超音波検査
当院では、妊婦健診時に全例、超音波検査を行い、同時に3D/4D超音波検査も実施しています。
3D超音波検査は立体画像で胎児の状態を確認するもので、4D超音波検査はその立体画像をリアルタイムで動画として観察できる技術です。
毎回、胎児がきれいに見える位置にいるとは限りませんが、定期的に検査を行いますので、見えなかった場合もがっかりせず、次回を楽しみにしてください。